ハセガワ 1/350 赤城に挑戦 その20

やっと甲板を取り付け完成が見えてきた赤城。
今回は甲板上にラインデカールを貼っていきます。

キット付属のデカールは貼りやすいように余白があります。
画像のような所は綺麗な角度で揃えやすいのですがその分余白が目立つので

貼る面にマークセッターを塗ってからデカールを貼り、少し乾燥させてからデザインナイフでそっと余白を切り取りました。

点線状のライン部分にも同様に余白がありますが先に作業を済ませてあります。
手間がかかりますがその分綺麗な仕上がりになります。

余白を切り取ったらソフターを数回塗布しては乾かすを繰り返し馴染ませます。
水を含ませ熱した綿棒などを押し付けたりするとラインが微妙にズレたりするので今回はソフターのみで馴染ませました。

ラインデカールは2.5mm程度の幅なのですが長さが18センチ近くあるものもあるので真っ直ぐ貼るのが大変です。
ですがズレると目立つのでなんども正面から見ながら微調整して位置決めしました。
キットには実物大の塗装図があり、板目のモールドも正確に描かれているので
図とキットの板目を見ながら大まかな位置決めをすると楽です。

十分乾燥させたら半ツヤのクリアで一度コートし、デカールを保護しておきます。

そのままだとラインが綺麗すぎるので甲板と一緒にエナメルや油彩などでフィルター。
ラインを馴染ませつつ乾燥したら再度ウォッシングを行います。

汚し作業の間にエッチングに置き換える遮風柵などを塗装。
遮風柵のエッチングは格子状のフレームに板パーツを複数接着していく作りなので曲げてしまわないよう注意が必要でした。

救助網はディテールアップパーツにあるエッチングを使いますが塗装前に軽くクセをつけておきました。
次は船体全体の汚し作業や甲板上にあるパーツの取り付けなどを進めていきます。
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(あみあみ)
■ハセガワ 1/350 赤城
■ディテールアップパーツ ベーシックB
■ディテールアップパーツ ベーシックC
■赤城用木製甲板